体質の良いところを見つける

「かなり、背中が凝ってますね」
「だいぶ、筋肉が固くなってますよ」

治療の現場で、ついつい口にしてしまいがちな言葉です。

まだ鍼灸の事を何も知らない数年前、
初めて鍼灸治療を受け、

「肺良し、肝良し、腎良し・・・。」

と先生が脈診をしながらつぶやくの聞いたとき、
とてもうれしく感じたのを鮮明に覚えています。

「花粉症も酷くて、肩コリも辛いけど、案外、体は大丈夫なんだなぁ」
と妙に安心しました。

何歳になっても、人は褒められると嬉しいもの。
『治療の書』野口晴哉著に以下のフレーズがあります。

「治療するの人 相手に不幸を見ず 悲しみを見ず 病を見ず。
ただ健康なる生くる力をのみ見る也」

たとえどんなに弱っていても、私たちの体は生きるために全力で戦っている。

全力で戦っている体の生命力に、そっと寄り添い伴走する。
そんな治療ができたらいいなぁと思ってます。

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